でも、海辺の田舎で育ちましたので、兄貴や近所のお兄ちゃんたちと、野山をかけまわり、山の奥に「基地」を作ったり(ああ、今思うと、不法占拠・笑)、みんなでプチ家出をして、海岸で魚焼いたり(おお、ハラワタとるの忘れてえらいことになりました)、ざくろやびわ、時にはぐゆみの実を頬張って口がむにゅむにゅになったりと、食べられるものかそうでないかくらいは、今でも見分けがつきます。・・・多分。
また、降り注ぐような星空の下で、星座を見ながら過ごすことが当たり前で、「理科」は苦手だったのですが、思い返せば、自然には随分お世話になって育ちました。
宇和島は田舎なので、いくら時代が違うとはいえ、たいして変わらんやろーと思っていたのですが、ここんとこさくら観測の関係で、岡田先生をはじめ、いろいろな方とお話する中、子供たちの「理科離れ」のことを、耳にするようになりました。
そこで、「理科支援員」と言って、主に小学校5、6年生の理科の観察・実験などを支援する方が、授業に参加する制度があるそうで、うちの(うちのって言えるあたりが、誇らしいですなぁ)五十嵐観測員が、「支援員」として、人材登録されるみたいなのです。
五十嵐さんのワークショップは、写真や資料、そして話題も豊富で、聞いていてとても楽しいんですよ!
これを機に、宇和島の子供たちが、さくらや気象、そして自然をもっと身近に楽しく感じてくれれば、嬉しいなぁ。
五十嵐さん、大変ですが、頑張ってくださ~い!!